浜名湖の多彩な味覚を味わいつくす

うなぎ
全国に知られる浜名湖のうなぎは、明治33年、服部倉次郎が浜名湖畔に養鰻池をつくったのがその始まりです。浜名湖や天竜川河口で、稚魚であるシラスウナギを捕獲。温暖な気候と、天竜川や三方原台地がもたらすミネラル豊富な地下水を使い、ストレスをかけず丁寧に飼育。身が締まり、脂がのった贅沢な味が評判。東西の中間にあり、関東風、関西風のどちらも味わうことができるので食べ比べてみても。

ドウマンガニ
甲長13cm、甲幅20cmほどになる大型のカニで、正式名はノコギリガザミ。商業漁獲は浜名湖の他、沖縄県八重山諸島、高知県浦戸湾に限られています。近年では漁獲量も減少し、東京築地市場などでは高値で取引され、食通の間では「幻のカニ」といわれるほど。8月〜9月中旬に旬を迎える浜名湖のドウマンガニは、臭みが少なく、甘みと旨みが濃厚な味わいが多くの人を虜にします。

とらふぐ
食用ふぐの中でも最高級のとらふぐ。遠州灘は天然とらふぐの約6割を水揚げする、国内屈指の漁場です。10月になると「天然とらふぐ」漁が解禁。薄桃色の白身は高タンパク、低脂肪。皮には肌の老化防止や抗がん作用を期待できる、美容と健康にぴったりな食材。食通もうなるてっさ、野菜と一緒に味わうてっちり、香ばしい焼き白子、ひれ酒など、地元遠州灘の新鮮なとらふぐを堪能してください。

スッポン
全国の約7割を占める浜名湖のスッポン。明治33年、うなぎの養殖でも知られる服部倉治郎が浜名湖畔にて養殖を開始。自然豊かな浜名湖の環境を生かし、露地池で3〜4年じっくり育てます。ビタミン剤などを使わず有機肥料で育てたスッポンは、やわらかな肉質で、コラーゲンもたっぷり。すっきりとした上品な風味が特徴です。生き血の食前酒、濃厚スープの鍋や雑炊など、多彩なメニューを楽しめます。

しらす
全国有数の水揚げを誇る舞阪漁港。漁場である遠州灘は、浜名湖や天竜川の淡水が多く流れ込み、しらすの餌となるプランクトンが豊富。3月末から始まる漁は、4月中旬から6月にかけて最盛期を迎えます。透明度の高い獲れたてのしらすは、すぐに加工場へ。太陽の下ずらりと並ぶ天日干しの風景は壮観。塩ゆでにしただけの釜揚げしらすのふわっとした食感、生姜醤油や酢味噌でいただく生しらすも人気。

ジビエ
浜名湖の周辺には豊かな自然が残る一方、山間部ではイノシシやシカなどによる農作物の被害に悩まされています。2016年、天竜区春野町にある宿泊体験施設「春野山の村」に、食肉加工処理施設が完成。猟師が捕獲したイノシシやシカを買い取り、精肉、ハム、加工食品をイベントなどで販売。また、同区内にあるフランス料理店や喫茶店では、ジビエ料理を味わえます。

お茶(春野、天竜)
北遠の山間地は、古くから高級茶産地として知られています。標高100m〜700m、水はけのよい傾斜地の茶畑では朝になると霧が立ちこめ、山あいで日照時間が短く昼夜の厳しい寒暖差が、上質なお茶を育てます。新茶(一番茶)は、平地と比べて少し遅い5月初旬から下旬。やわらかな葉は浅蒸しに適し、透明感ある薄い黄緑色のお茶は、旨みと程よい渋みのバランスが取れた上品な味わい。

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